今回のEqua Voice で注目するのは、goFLUENT メキシコのメンバーです。語学研修に「共感」を置くことで、どのようにダイバーシティとインクルージョンを推し進め、多様性のある学習者を導き、グローバルチームをリードしているのか ーー Guillermoのストーリーをご紹介します。

「こんな学習者の方がいました。彼女はスペイン語のネイティブスピーカーで、英語を話さなかったので、よく覚えています。当初、彼女は自分のメールにアクセスできず、彼女のパスワードを私が知らなかったので、ものすごく私に怒っていました」思い出深い学習者について訊かれたとき、Guillermoはこのように答えました。 「でも、今はとても良い友人のように感じています。ちょっとした忍耐と共感で、私は彼女が英語を理解する手助けをしました。今ではもう、彼女は私と会話できるようになり、会社で昇進も果たしたのです」

goFLUENTのラーニングアドバイザーとしてスタートしたGuillermo Veraは、英語を母国語としないグローバルな学習者が、オンラインの語学研修にスムーズにアクセスできるようサポートしています。ウェビナーの実施から問い合わせへの回答まで、彼はすべての学習者が語学研修プログラムにアクセスし、修了できるよう導いています。

Guillermoは最近昇進し、ベネズエラ、ロシア、フランスなどの多様なメンバーで構成されるチームのリーダーであるとともに、 Amazon キャリア・チョイス・プログラムを通じて任された、200人以上の第一線で活躍する学習者を指導しています。

グローバルな学習者とともに学ぶ、共感型の語学研修

goFLUENTは、200万人以上のグローバル学習者が語学レッスンを最大限に活用できるよう、学習者専門のサポートチームをクライアントである法人・企業に提供しています。彼らは学習者と直接対話し、語学研修の旅をサポートします。彼らは、世界中の学習者のスタートと道中を共にします。そのチームの一人がGuillermoです。

あなたのことを教えてください。goFLUENTでの役割は何ですか?また、それはどのようなものですか?

Guillermo: ラーニングアドバイザーの地域統括責任者としての私の役割は、私の担当する地域の学習者一人ひとりに、最低でも週に一度は連絡が行くようにすること。そして私と私のチームが、学習者のあらゆる状況を最善の方法で解決できるようサポートすることです。

チームメンバーに対しては、主にメンタリングに専念しています。私の役割のひとつは、地域の良きリーダーとなり、彼らのソフトスキルやハードスキルを価値あるものにすることです。毎週ミーティングを行い、既存の課題にどう対処するか、それをどう解決するか、チームとして、また地域としての目標を達成するためにどのような最新の戦略を立てるかについて話し合っています。

また、専任ラーニングアドバイザーとして、Amazonのさまざまなフルフィルメントセンターを担当しています。他のメンバーと非常に類似した責任 ーー 学習者全員と連絡を取り合い、問題を解決し、疑問を解消し、英語をよりよく理解するという目標達成のモチベーションを維持するなど ーー を負っているので、チームメンバーのニーズを常に把握し、より協力的に仕事をすることができます。

仕事の傍ら、入社1ヶ月後にはgoFLUENTで授業も受け始めていますね。なぜそうしようと思ったのですか?

Guillermo: 自分の英語力を向上させたいからです。上司や他のgoFLUENTの部署と英語で会議をすることがあるのですが、もっと上手く、もっと気持ちよくやりたいと思うのです。また、英語のレッスンに興味を持つもう一つの大きな理由は、学習者がどのように授業を受けているかを理解し、彼らが見るのと同じものを見て、彼らの立場や直面する課題を理解するためです。

語学学習のエクスペリエンスはいかがでしたか?

Guillermo: 素晴らしかったです。講師の先生と会話の練習をするのが楽しいです。質問への答え方、商談の進め方、そして効果的な自己表現の仕方など、レッスンでは多くのことを学びました。

同僚や学習者のダイバーシティ&インクルージョンを育む

グローバルな学習者にサービスを提供するだけでなく、goFLUENTで働くことは、文化的に多様性ある職場の一員であることを意味します。これにはチャレンジングな要素もありますが、成長の機会もあります。

goFLUENTで多様なチームやクライアントと働くことの最大の魅力は何でしょうか?

Guillermo: 異文化についてより深く学び、コミュニケーションのさまざまな方法を発見し、世界のいたるところで思い出を作ることができます。

逆に、多様な職場環境で最も困難なことは何ですか?どのように克服したのでしょうか。

Guillermo: 私のチームには、様々な国の出身者がおり、様々な考え方を持っています。多文化であるという風習に身を置き、異なる考え方を理解することが必要です。また、学習者に対しては、彼らは私たちが知っているようなテクノロジー、つまりパソコンの使い方やメールへのログインの仕方がよくわからないわけですから、私たちが指導していかなければなりません。彼らを理解するためには、多くの忍耐が必要です。私は、敬意と共感を持ち続けることを学びました。

あなたにとって、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DE&I)とは何ですか?

Guillermo: ダイバーシティとは人々の異なる視点に関するもの、エクイティとは誰もが同じように扱われる価値があるということ、そしてインクルージョンとは “すべての人に等しい声を提供すること “です。その一例が、私の担当する学習者たちです。彼らの多くは高齢者なので、私たちのようにテクノロジーとともに育ってきたわけではありません。このような状況ですが、彼らにも他の人と同じように学ぶ機会や権利があることを理解し、忍耐強く対応しなければなりません。

goFLUENTが社内でDE&Iを掲げることができるのは、チーム自体に異なる文化があり、全員の考えを尊重しているからだと思っています。

今後、職場のDE&IやgoFLUENTのミッションを通じて、どのようなことを実現したいですか?

Guillermo: 私は、誰もが気持ちよくいられるチームを作りたいと思っています。出身地や使用言語に関係なく、意見を言い、チームを成長させるための提案をし、それをお客様や学習者、同僚と共有することができるような場所です。この思いが世界中に伝わり、私たちが信じることを理解してもらうことが、私の目標です。

まとめ

違いは常に存在しますが、理解と配慮はコミュニケーションとビロンギングという道へつながります。それは、ダイバーシティとインクルージョンを培うものです。語学学習に共感があれば、言語は文化の違いを埋め、有意義な交流をもたらし、互いを高め合うツールとなるのです。

Equal Voice(等しい声) は、「誰もが活躍できる、より公平でインクルーシブな職場の実現」における、語学研修の重要な役割に焦点をあて、goFLUENT のダイバーシティを紹介することを目的としています。このシリーズでは、性別、年齢、民族、社会的地位に関係なく、さまざまな仕事の機会を得るためのツールとして「言語」の助けを借り、プロフェッショナルとしての人生を創造してきた同僚たちの声をご紹介しています。