語学研修という言葉ですぐに思い浮かぶのは、母国語とは異なる第二言語を習得してスキルアップするということです。新しい言語を習得することで、成長、自信、キャリアアップを見出すことができるからです。しかし、語学研修には、もう一つの側面 ー 特に英語を母国語とする人たちにとっての違う側面があります。母国語をもう一度勉強してみよう、と思ったことはありますか?

グローバルなチャンスが広がっている現在、従業員は世界中のさまざまな同僚や顧客と接する機会が増えています。英語を母国語とする人も、そうでない人も、学習は続くのです。

英語の流暢さだけがビジネスコミュニケーションスキルの尺度ではないことを忘れないでください。英語を母国語とする人にとって、これは何を意味するのでしょうか。

グローバルな環境での英語力

グローバルコミュニケーションのスペシャリストであるHeather Hansen氏の講演では、次の数字が紹介されています。英語を話す人の数は24億人。そのうち、英語を母国語とする人は4億人しかいません。その数の少なさにもかかわらず、英語で育った人にとっては有利に見えるかもしれません。しかし、英語を母国語としない人と母国語とする人が一緒にいるグループ会話では、後者の方が誤解の元になることが多いのです。

「20億人の人々を4億人の小さな箱に収めようとするのは、ちょっとおかしいと思っていました」と Hansen氏は語ります。「4億人が20億人に収まるようにする方が、ずっと簡単で楽しいと思いませんか?グローバルコミュニケーションに関する数多くの研究によると、4億人の 『英語の上手な人 』が会話に加わると、誤解が増えることがわかっています」

Hansen氏は、スピーチやコミュニケーションの経験を活かし、特にグローバルな環境では、英語を使う際のオープンさや調整を提案しています。

「グローバルなコミュニケーションに欠かせないのは、適応性です」とHansen氏。「話し手としては、聞き手が理解しやすいように話し方を変えることができます。そしてさらに重要なことは、聞き手として、あらゆる種類の英語を柔軟に聞き取り、理解しようと努力することです」

英語を母国語とする人のための英語の学び直し

他の国の人たちが、仕事の場で英語を勉強て適応していくのに対し、英語を母国語とする人たちは、より効果的なコミュニケーションのために努力することができます。自分がどうすれば相手に伝わるのか、考えてみましょう。

常に、明確なメッセージを伝えることを念頭に置いてください。簡単なことのように見えますが、特定の方法で話したり書いたりすることに慣れていると、いくつかの習慣が、メッセージをより速く、より簡単に伝えることを妨げることがあります。

以下に、英語を母国語とする人がグローバルな会話に適応し、コミュニケーションを図るための3つのヒントをご紹介します。

1.文章は短く、シンプルに

言葉は私たちの思考や情報の処理に影響を与えるため、文章の言い回しに気を配ることは優先事項です。

グローバルなコミュニケーションでは、無駄を省いた短い言葉を使いましょう。複雑な言葉よりもシンプルな言葉を。また、専門用語やスラング、イディオムなどは使わないようにしましょう。

英語を母国語としない人にとって、ある種の単語やフレーズを理解するのは難しいものです。なぜなら、これらの単語やフレーズには文化的な背景が必要だからです。例えば、「catch my drift」、「ride the tide」、「touch base 」などがその例です。

また、短縮形や略語も混乱の原因となります。「I would’ve 」ではなく 「I would have」、「ASAP 」ではなく 「as soon as possible 」を選択してください。些細なことかもしれませんが、これらの変更により、曖昧さのリスクを減らすことができます。

次にメールを作成するとき、あるいは会議の準備をするときには、自分の発言を最もわかりやすく表現する方法を考えてみましょう。そうすれば、ミスコミュニケーションを解消したり、さらに説明したりする時間を節約することができます。

2.ゆっくりと、はっきりと話す

母国語でのコミュニケーションでは、どうしても早口になる傾向があります。これはあなたのせいではなく、どの言語でも同じことです。

母国語に慣れているから、第二言語とは異なるペースで考えたり話したりすることができるのです。

英語でコミュニケーションをとるネイティブスピーカーとして、グローバルな環境では、自分の話すスピードを意識してください。つまり、会議やディスカッション、ブレインストーミングなどの際には、自分のペースに気を配りましょう。

ゆっくりと話すことで、言葉をはっきりと発音することができます。その結果、聞き手はあなたの発言をよりよく理解し、処理することができます。

3.語学コンテンツに触れる

もし書き方や話し方に厳密なルールがあったなら、文化的に多様な環境でのコミュニケーションは、それほど厄介なことではないでしょう。しかし、残念ながらそんなことはあり得ません。だからこそ、自分の言語スキルやコミュニケーション能力を高めるためのさまざまな方法を知っておく必要があるのです。

ありがたいことに、語学研修、多文化コミュニケーション、グローバル英語に関する数多くのコンテンツやコースがオンラインで提供されています。このようなコンテンツは、文化的な認識を深めるだけでなく、自分のコミュニケーションスタイルを適応させるのにも役立ちます。

goFLUENTは、すべての人々に等しい声( an equal voice)を提供することを使命とし、語学研修を実施し、英語を母国語とする人のための異文化コミュニケーションと英語の特別コースを提供しています。これらの語学コースは、語学学習をビジネスコミュニケーションスキルに結びつけることを目的としており、職場でのプロフェッショナルたちを支援します。

例えば、goFLUENTの「ネイティブ向け英語コース」は、学習者が文化の違いを超えて理解し合えるような方法で英語を学び直すのに役立ちます。このコースは、グローバルな聴衆を前にしたプレゼンテーションの際に話す速度をコントロールするためのベストプラクティス、文章構造や語彙をシンプルにすること、抽象的な表現を避けることなどを取り上げています。

積極的に語学研修や特別講座を受講して、グローバルな会話でより良い表現ができるようになりましょう。

結論

英語を母国語とする人にとって、言葉が流暢なだけでは十分ではありません。職場環境は急速に変化しています。グローバルな機会やコラボレーションのためのエキサイティングな時代である一方で、効果的なコミュニケーションのために英語を学び直すことも必要です。

聞き手によってコミュニケーションスタイルを変え、理解されることを目標にしましょう。英語という共通言語は、文化の架け橋となり、コラボレーションを促進し、コミュニケーションを可能にするものでなければなりません。

結論

英語を母国語とする人にとって、言葉が流暢なだけでは十分ではありません。職場環境は急速に変化しています。グローバルな機会やコラボレーションのためのエキサイティングな時代である一方で、効果的なコミュニケーションのために英語を学び直すことも必要です。

聞き手によってコミュニケーションスタイルを変え、理解されることを目標にしましょう。英語という共通言語は、文化の架け橋となり、コラボレーションを促進し、コミュニケーションを可能にするものでなければなりません。

 

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