年々、語学学習に投資する企業が増えてきています。前回までのこのブログでは、業界を問わず組織の成長の役に立つ方法を紹介してきました。今回は、特にパンデミック後の職場において、語学研修がどのように従業員エクスペリエンスを向上させるのか、という視点へと移ってみたいと思います。

COVID-19パンデミックの最中、そしてその後も発展していくためには、対面式の学習からデジタルラーニングへのシフトが必要だったことを忘れてはなりません。また、従業員のアップスキルとリスキル戦略も必要でした。難しい決断をしなければならないリーダーと同様に、従業員もそれに対応しなければなりませんでした。

このような変化の中で、組織はどのように従業員の福利厚生に対応したのでしょうか?どうすれば、ポジティブな従業員エクスペリエンスを確実なものとできるのでしょうか?

「大退職時代」と従業員エクスペリエンス

世界的な分析・コンサルティング会社のGallup社の調査によると、米国の労働人口の48%、約半数が新しい仕事の機会を探しているとのことです。業界を超えた大規模な退職と活発な求職活動により、「大退職時代(Great Resignation)」という新しい言葉が生まれました。その主な理由は何でしょうか。実は、自主的な離職なのです。

離職率を下げるためには、1日の労働に見合った報酬を得るだけでは不十分です。組織における目的意識や帰属意識を持つことが不可欠なのです。適切な対応は、従業員エクスペリエンスにつながります。

カスタマー・エクスペリエンスや顧客中心の考え方から派生した従業員エクスペリエンスは、組織にとって最も価値のある資産である従業員にスポットライトを当てるものです。その目的は、従業員の要望やニーズに応え、満足のいく職場環境を提供するだけではありません。目標は、仕事をポジティブでモチベーションのあがるものにすることです。

従業員エクスペリエンスにはさまざまな要素がありますが、その中でも特に注目すべきテーマが研修です。研修とは、変化する職場環境に適応し、優れた能力を発揮するために必要な適切なツール、スキル、考え方を従業員に身につけさせることです。

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語学研修による従業員エクスペリエンスの向上

パンデミック後の職場では、テクノロジースキル、認知的スキル、文化的スキルが行き交います。効果的につながり、コミュニケーションをとり、協力するという能力は、対面でもオンラインでも、明らかに必須のスキルのはずです。語学学習では、これらのソフトスキルを取り扱います。

この従業員エクスペリエンスを向上させるには、企業内の語学研修が有効です。従業員が組織の他のメンバーと一緒に語学スキルを磨く場を提供することで、従業員はより多くの能力を身につけ、成長と発展のための視野を広げることができます。

企業の語学研修が、ニューノーマル時代の職場での従業員エクスペリエンスを向上させる3つの方法をご紹介します。

1.「どこにいようと学習できる」で、従業員の成長を促進

人事管理機関であるChartered Institute of Personnel and Development(CIPD)のL&D調査によると、将来に備えるための研修を作成するために調整できるトレンドとソリューションの1つは、純粋な対面式のレッスンからブレンド型学習プログラムまたはデジタルラーニングに移行することです。

従業員にリモートワークで仕事をさせるのと同じように、研修も従業員にとってアクセスしやすく、適切で、柔軟なものでなければなりません。働き方が進化したように、研修も進化する必要があるのです。

ありがたいことに、語学研修は、短いコンテンツでいつでもどこでも、どんなデバイスでも行うことができます。学習者の最も都合の良い時間にバーチャル学習が可能で、モバイルでの語学学習を確実に行うことができるのです。

オンライン語学研修に投資して従業員をインスパイアすることで、彼らはスキルを磨き続け、成長を実感するようになります。

 

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2.コミュニケーション能力の向上、自信の獲得、生産性の向上

L&D(人材開発)プログラムに語学研修を組み込むことで、従業員は自信を持って自分を自由に表現し、人とのつながりを深め、職場での生産性を高められるようになります。

語学研修によって、口頭および書面によるコミュニケーション能力が向上します。その結果、従業員は自分が効果的なコミュニケーターであることを知り、ビジネスミーティング、ブレインストーミングセッション、レポートなどに対応できるようになります。ミスコミュニケーションの問題解決に費やす時間が減り、より多くの時間を仕事に集中できるようになります。

同僚から顧客まで、言語に自信のある従業員は、責任を持って仕事に取り組むことができ、世界中の人々とつながることができます。

3.ソーシャルラーニングの実現、コラボレーションの促進、帰属意識の寄与

新しい言語を効果的に学ぶには、練習と実践が必要です。そのためには、従業員同士がお互いに学び合うことができる、企業内のグループ語学クラスが理想的です。経験を共有することで、学習がより簡単で迅速になります。さらに、ソーシャルラーニングによって、従業員はモチベーションを維持することができます。

また、企業が従業員の職務内容や業界に関連した内容の語学研修に投資することで、従業員が同僚とのつながりを持ち、コラボレーションを促進し、組織内での自分の立場や役割をより深く理解することができます。

 

ぴったり合う語学研修会社を見つける

語学研修を従業員に提供するためには、学習プラットフォーム、言語コース、学習方法の検討が不可欠です。常に従業員を中心に考え、どうすれば従業員がアクセスしやすく、適切で、モチベーションの高いものにできるかを考えながらL&D計画を進めていきましょう。

goFLUENTは、学習者のペースや都合に合わせて行えるさまざまな語学研修アクティビティを提供しながら、学習者が受け取るコンテンツをパーソナライズすることで、語学を加速させます。

AIを活用した学習により、従業員一人ひとりが職務スキルや業界に応じてパーソナライズされた学習を体験するとともに、バーチャルクラスルームで他のメンバーとのコラボレーションスペースを持つことができます。専門の講師が同席して語学クラスを指導し、各学習者へのフィードバックも行います。

goFLUENTのような企業向け語学研修プロバイダーと提携することで、進化する職場において従業員が成功するためのグローバル研修戦略を展開することができます。

結論

従業員エクスペリエンスを向上させるという意味では、語学学習の最終的な目標は、従業員が仕事に必要なビジネス言語スキルを身につけ、彼らの満足度とモチベーションが維持されることにあります。

語学研修は、職場に適切なツールを用意するだけではありません。それは、組織内に協力的な学習環境と協力的なソーシャルスペースを作ることで、従業員に力を与えるものです。

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